佐渡島は新潟市の西約45km、本土との最短距離約32kmの日本海に位置する離島です。 全島が佐渡市の区域になっています。総面積855.34平方キロメートル、周囲280.7kmの 海岸線の全国最大の離島で、人口約52,000人。 今回は出発前に石川県で大地震があり、佐渡でも震度4の揺れがありました。今回の出発を 延期すると8月末までチャンスがないので少し不安はありましたが旅行を強行しました。 6泊7日の走行距離1,534kmの旅です。 |
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1日目:2023年(R5)5月8日(月) 曇り時々小雨 走行481km 1/3 | ||
自宅を6時前に出発し、新潟県上越市にある道の 駅うみてらす名立を目指します。 |
節約のため、近畿自動車道を使わず下の中央環状 線を北上し、吹田から名神高速に入ります。8時、 運転から約2時間で名神高速の黒丸PAでトイレ休 憩します。 |
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9時過ぎ、北陸自動車道の賤ケ岳SAでガソリン給 油。187円/Lと高い、近所なら160円/Lです。目的 地まで遠いのでどこかで1回給油が必要で早い 段階で入れておきます。 |
10時40分、尼御前SAでトイレ休憩します。 高速のトイレはどこへ行っても奇麗です。 |
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11時半、不動寺PAで昼食にします。 |
ハンドルにテーブルを取付け、車内で食べます。 巻き寿司とスープ、軽めにしておきます。 |
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午後2時前、蓮台寺PAでトイレ休憩します。愛車 はまだ奇麗ですね。 |
能生ICで下車し、国道8号線を海沿いに北上し、 午後2時40分道の駅マリンドリーム能生に到着。 2回目の訪問ですが、前回同様にここで紅ズワ イガニを食べたいという気がなぜか起きません。 |
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途中、ガソリン給油(170円/L)して、午後3時過ぎ に今日の車中泊地である道の駅うみてらす名立 に到着。ここは温泉、プール、レストランなどの施 設がある大きな駅です。トイレにウォシュレット (WL)もあり車中泊◎ |
温泉(800円、午後5時以降550円)に入り、午後 6時半から駅の休憩室で夕食をとります。夜間、 早朝は予想に反して寒くて困りました。毛布を持 参すべきでした。 |
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2日目:2023年(R5)5月9日(火) 晴れ 走行95km | ||
昨晩の寒さで風邪をひいてしまい、鼻水が止まり ません。5時前に起床。パンとコーヒーで朝食。 5時半に出発して、約18km離れた佐渡汽船の直 江津港に向かいます。 |
6時前に直江津港に到着。携帯でチケット予約を していましたが、発券の手続方法が分からず、 窓口の機械で発券した。これが乗船したこがね 丸(写真は小木港に到着時)です。前進で乗船で きるので楽です。 |
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7時出港、9時40分に佐渡島に到着。時計回りを 基本に走行します。佐渡を一周する国道45号線 (佐渡一周線)があり便利です。 |
小木港の少し東にあるスーパーたんぽぽで弁当 や氷などを購入しました。 |
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小木港の西隣りにある小木みなと公園です。なぜ こんな所に男の物があるのか、テーマは「内に或 る」とあるが意味不明。この公園には小規模だが WLのあるトイレ、駐車場もあり車中泊〇 |
道路の反対側にある観光案内所。ここでパンフレ ットなどを入手します。海側には、力屋観光汽船 のたらい船乗船体験などもできます。 |
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まずは、たらい船の体験ができる矢島・経島に 行きます。矢島体験交流館の前にある入り江の 周囲は遊歩道が整備され一周できますが、行っ てみると工事中でダメでした。 |
左の赤い橋は有名な太鼓橋、その奥の島が経島、 矢島と続きます。右上がお光の碑で、佐渡情話、 お光・吾作の悲恋物語を記念したものです。 |
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太鼓橋から撮影。白い建物が矢島体験交流館で その前に愛車を駐車しています。 |
たらい船の体験乗船は8分程度で600円で、操船 もさせて頂きますがなかなか上手くいきません。 水深約4mで透明度が高く、クロダイやふぐが泳い でいるのが見えます。 |
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次は、宿根木にある幸福地蔵(しあわせじぞう)。 高さ17.5mあり、地蔵としては日本一の大きさと 言われています。 |
同じ宿根木にある小木民俗博物館で大正9年に 建てられた木造校舎が再利用されています。 500円 |
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昔のままの教室です。風情がありますね。 | 上の写真の青丸に展示されている千石船。安政 5年1858年宿根木で建造された幸栄丸の実物大 復元で、地元の白山神社にちなんで白山丸と名 付けられています。 |
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宿根木は回船業で栄え、佐渡の富の3分の1を集 めたと伝わる江戸時代の町並みを残す。宿根木 集落の入口にある世捨て小路。中央がへこんで おり歴史を感じさせるが、名前の由来は不明です。 |
これが有名な三角家。密集した集落の地形に合 わせて建設されています。 |
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吉永小百合さんのCMで、三角家が有名になりま した。 |
伊三郎の軒下飾り。船大工ならではの造作で、 生活を楽しむゆとりを持ち始めたことが伺えます。 |
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この集落は国の重要伝統的建造物群保存地区に 選定されている。 |
午後1時前に、深浦駐車場に到着。小規模だが WLのあるトイレがあり静かで車中泊◎ 右中央の橋は、長者ケ橋です。 |
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厚切り鮭塩焼き弁当です。景色もよく、外で食べ る弁当は格別です。 |
弁天岩(弁財天を祀った奇岩)。弁天様が琵琶を 抱えて弾奏し、その傍らに蛇が待っているように 見えると伝えられいます。岩の中程には鳥居と 祠があり祠には弁財天が祀られています。 |
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午後2時40分、真野漁港多目的広場の駐車場に 到着。隣接のキャンプ場15区画はまだ開設され ていません。トイレは和式だが静かで車中泊〇 |
この真野漁港から佐渡歴史伝説館→真野宮→ 真野御陵→国分寺跡→国分寺→妙宣寺→大膳 神社→夫婦岩を巡り、今日の車中泊地である 春日崎駐車場を目指します。 |
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佐渡歴史伝説館、入館料900円、1割引きで810 円。佐渡に配流された順徳天皇、日蓮聖人、世 阿弥をリアルな人形を使って歴史解説する館で す。写真は佐渡でお生まれになった順徳天皇の 第一皇女の慶子女王です。 |
鎌倉時代承久の乱に敗れて、父君後鳥羽上皇は 隠岐の島へ、土御門上皇は土佐へ、順徳上皇は 佐渡へ配流となる。在島22年、1242年46歳で崩 御された。百人一首の100番目の歌人。 |
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日蓮聖人は1271年北条時宗の怒りをかい、鎌倉 龍ノ口で処刑されようとした時、雷光の奇跡がお こり、処刑されずに佐渡に配流となりました。 |
世阿弥・雨乞いの舞。室町時代1434年将軍足利 義教に疎まれ配流される。 |
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酔っぱらいのおじいちゃんと居眠りのおばあちゃ んロボットが佐渡弁で佐渡伝説を語っている。 見ている子供もロボットです。 |
伝説館の隣りにある真野宮。順徳上皇が祀られて います。 |
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真野宮の近くにある真野御陵。順徳上皇の火葬 塚。御陵は墓の意味だが御遺骨はないが、宮内 庁が御陵と同等の扱いで管理しているため御陵 という。 |
佐渡国分寺跡 | |
国分寺(真言宗)。江戸初期の寛文6年1666年に建 立された。 |
妙宣寺(日蓮宗)。日光東照宮の塔を模した県 内唯一の五重の塔 |
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大膳神社にある茅葺屋根の能舞台。幽玄な薪能 が例年行われています。 |
七浦海岸にある夫婦岩。七浦海岸は、海檀・岩 礁の続く独特の海岸で夕日が美しいと評判です。 |
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午後6時前、夫婦岩から少し北上した春日崎公衆 トイレのある駐車場(5台分)に到着、今日はここ で車中泊します。ホテル大佐渡の横です。 |
太陽が地平線に沈む頃になると、なぜかピンク 色に見えます。 |
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